BtoBサイトを運営する上で参考になる企業サイトとお手本ポイント

2012/11/01

a0002_005477_m

以前、BtoBのWEB・マーケティング担当者様から「BtoBサイトの運営・マーケティングに参考になる情報が少なくて困る」といった声を多くいただくことを受けて、参考になるメディアやブログをご紹介する記事を書きました。

同様に「BtoB企業のサイトで参考になるところはありますか?」とった質問をかなりの頻度でいただくのですが、その度に社内でストックしている良いサイトの中から選んで回答していました。

そこで今回は、弊社メンバーがいつもWEB上での取り組みを参考にさせてもらっているBtoB企業さんのWEBサイトやブログとお手本になるポイントをご紹介します。

8つのお手本になるBtoB WEBサイト

株式会社セールスフォース・ドットコム

1社目は常に先端且つ、洗練された取り組みをされているセールスフォース・ドットコムさんのサイト。

■■■お手本ポイント■■■

  • ワンカラムで、どこに何があるかわかりやすい画面構成
  • お客様事例 動画の圧倒的なクオリティ
  • Social Enterprise」やeBookで提供しているコンテンツの質の高さ
  • eBookやデモ、無料トライアルなど、リード獲得窓口の豊富さ
  • 資料請求などをした時に、即ニーズヒアリングの電話フォローがあるインサイドセールス
  • 私信で届くニュースレターの頻度

徹底したマーケティング活動の実践が透けて見えるようなサイトです。

株式会社ペイジェント

2社目はクレジットカード決済代行サービスを提供するペイジェントさんのサイト。

■■■お手本ポイント■■■

  • フォントが大きく、読みやすい画面構成
  • ターゲットを分類し、グローバルメニューで振り分け
  • 競合が多数いる業界で、自社の優位性を明確に訴求
  • 特に『「決済代行サービス」の“賢い”選び方ガイド』は力が入っています
  • 「サービスの説明」ではなく、「課題解決の支援」を中心としたコンテンツ
  • 検討度に応じて、複数のお問い合わせ窓口を設置
  • セミナーは検討度を上げる内容。キャンペーンは導入を促す内容で施策ごとの位置付けが明確になっている印象

どこにお問い合わせようか迷っている時に思わず熟読したくなるようなサイトです。

トークノート株式会社

3社目は無料の社内ソーシャルネットワークサービス・Talknoteさんのサイト。

初めて見たときは思わず声をあげたほど、衝撃を受けました。

■■■お手本ポイント■■■

  • 画面いっぱい使った圧倒的な訴求力
  • 1ページ、1メッセージ
  • 従来のように自分が必要な情報をサイトから探すのではなく、予め用意されたストーリーに沿って情報が提示される」
  • 動画の途中に「ある日、会社が怪獣に踏み潰されてしまいました・・」が!
  • 登録とお問い合わせはどのページにいてもすぐにできる
  • 導入企業インタビューを業種、利用規模でセグメント

どんなサイトでも、同じぐらい明確なストーリー設計をしたいですね。

ユニオンシステム株式会社

4社目は建築構造計算ソフトの研究・開発・販売・サービスを提供するユニオンシステムさんのサイト。

■■■お手本ポイント■■■

  • 製品は製品一覧、目的・用途からだけでなく、ソフトウェア相関図からも探せる
  • 動画を活用しての製品説明。動画から資料請求への導線も確保
  • 100社近くあるお客様インタビュー。製品別だけでなく、地域別で探せる
  • お問い合わせフォームへの誘導ボタンは資料イメージを付けてクリックを促進
  • EFO機能が付いたお問い合わせフォーム
  • お客様向けのサポートサイトはQ&Aや活用ガイドなどの情報が充実

何名体制ぐらいで運営されているのでしょうか。
コンテンツが豊富なだけでなく、一つ一つの質も高く見習いたいです。

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社「MCFrame」

5社目は東洋ビジネスエンジニアリングさんが展開する生産管理・販売管理・原価管理パッケージ「MCFrame」の製品サイト。

■■■お手本ポイント■■■

  • 各ページの見出しの質が高いため、どのページからランディングしても内容を理解しやすい
  • お客様インタビューが豊富なだけでなく、導入企業一覧、業種割合、海外導入実績なども用意
  • コラムは自社社員だけでなく、外部エキスパートの方も巻き込んで発信
  • レポートコンテンツとして、展示会や研究会の報告に加え、長年ご利用いただいているお客様へのインタビューを実施
  • 会社概要ページはコーポレートサイトに飛ばさずに製品サイト内に用意
  • 整理されたフッターナビゲーション
  • 個人情報取扱への同意後、画面遷移なしで入力画面が展開されるお問い合わせフォーム

どのページも細かい部分まで設計されていて、制作・運用をされている方の気持ちが伝わってくるようなサイトです。

サイボウズ株式会社「kintone」

6社目はサイボウズさんのクラウド型データベースアプリ「kintone」サービスサイト。

■■■お手本ポイント■■■

  • 「機能ツアー」をクリックすると、動画と資料による紹介が表示される
  • 「機能ツアー」の下部のマンガで各機能が直感的に理解できる
  • 動画はコンセプトから商品説明、具体的なアプリ作成ムービーと“製品紹介”に留まらず用意されている
  • 導入事例が豊富かつ、一覧ページで業種、利用規模、用途が明示されている
  • ページ下部に付いている「無料お試し」のフォームがシンプルなだけでなく、左部で「無料お試し」のメリットも訴求されている
  • マンガやブログなど情報収集・課題形成段階のユーザに向けたコンテンツが充実
  • セミナーも色々な層に合わせたテーマを用意

わかりやすく伝える意識が徹底されていて、説明が難しくなりがちなBtoBでは特に見習わなければ・・・と思わされるサイトです。

Ginzamarkets, Inc.「Ginzametrics」

7社目はSEOツール「Ginzametrics」を提供するGinzamarketsさんのサイト。

■■■お手本ポイント■■■

  • トップページの訴求要素が明確に絞られている
  • サイトのゴールを「お問い合わせ」ではなく、「30日間無料トライアル」に登録してもらうことにしている
  • ブログでSEO関連の日々のサイト運用に役立つ記事を発信
  • ブログ記事の下にeBookのダウンロードを設置
  • ブログのサイドカラムにあるメールマガジン登録の『1ヶ月に1度だけメールマガジンをお送りします。』という文章が素敵

ブログでは役立つ記事を発信して、eBookやメールマガジンに登録してもらう/サイトでは機能紹介をして、無料トライアルに登録してもらう、とそれぞれの位置付けが明確になっているのを感じます。

 シックス・アパート株式会社

8社目はMovable TypeやZenback、TypePadなどを活用した製品・サービスを提供されているシックス・アパートさんのサイト。

■■■お手本ポイント■■■

  • コーポレート情報中心のグローバルメニューの更に上に製品情報中心のメニュー
  • 「ブログとソーシャルメディア」のページを見ると、いかに情報発信に力を入れられているかがわかります
  • 「導入事例」は恐らく過去見たBtoBサイトで一番多いですが、どの事例も手間ひまが必要なインタビュー形式で作成
  • セミナーが頻繁に開催されているだけでなく、「セミナーレポート」で当日の資料をslideshareで公開
  • ブログ記事の下に無料トライアルや導入事例集へのダウンロードボタンを設置
  • Blog on Business(製品導入事例集)無料ダウンロード」ページは理想的な資料ダウンロードページな気がしました

通常複数人でブログを運営するとブログへのコミットが分散されてしまうことが多く、過去に社内では苦労したのですが、「Six Apart ブログ」は社員さんが分担して書かれているにも関わらず非常にクオリティが高くて、運営のコツをお聞きしたいです。。

最後に

今回ご紹介させていただいたサイトは「インバウンドマーケティングを実践している会社」という切り口ではなく(外から見ているだけではわからないので)、ユーザ目線でコンテンツが作成されているなぁと感じるサイトを選定しました。

BtoBサイトはともすると「製品紹介」「機能一覧」「価格表」など、カタログ的な固いサイトになりがちです。しかし、カタログには載っていない業界最新ニュースやノウハウ集、マンガによるストーリー仕立ての説明などが知りたいユーザもたくさんいるはずです。

(弊社が作ったサイトではないですが)今回の記事を読んで、「BtoBサイトでも色々なコンテンツが考えられるんだなぁ」と感じていただけたら嬉しいです。

関連記事

ご相談、ご質問はこちら

お問い合わせ

お急ぎの場合はこちら 
03-5759-0338 
受付時間 平日9:00~17:00

BtoBインバウンドマーケティングのノウハウ資料

無料 資料ダウンロード

お問い合わせ獲得~受注までTIPSをお届け

メールマガジン登録

Facebook Comment
サイト内を検索
人気のある記事
編集長
中村 竜次郎
制作会社などで広告制作にプランナー、コピーライター、ディレクターとして携わる。2011年に(株)ガイアックスのインバウンドマーケティング事業に参画。2016年よりビジネスマーケティング事業部 部長。
Facebook
Twitter
創刊者
栗原 康太
東京大学社会心理学専修課程卒業後、(株)ガイアックスに入社。在学中の大学1年時より、BtoBに特化したインバウンドマーケティング支援事業の立ち上げに参画。現在、Q-LINK(https://q-link.jp/)責任者。
Facebook
Twitter
講演・執筆実績